電気自動車は実はエコじゃない？エコじゃない電気自動車の真実を解説！

近年では環境問題への意識の高まりから車に対しても排ガス規制などの規制改革などが行われてきています。

また、化石燃料を使うガソリン車などから電気自動車への転換を促進するために電気自動車への減税や補助金政策なども行われてきています。

しかし、一部には電気自動車は実はエコじゃないのではないかという指摘もあり、意見は錯綜しています。

そこで今回は電気自動車は本当にエコなのかといった疑問について解説していきます。

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電気自動車は実はエコじゃない？

近年、巷で言われているほど電気自動車は本当にエコなのでしょうか。

結論から言うと電気自動車は思っているほどエコじゃないというのが事実だと言えるでしょう。

理由としては現状電気自動車は表面上の問題を解決しているだけで実際の問題に関して解決しているわけではないからです。

例えば、電気自動車では確かに運転中は二酸化炭素を出しませんが、それは表面的な解決であり、その供給される電力の多くは依然として化石燃料による火力発電に頼っています。

また、製造時にも電気自動車は実はガソリン車の2倍以上の二酸化炭素を排出しています。

よって電気自動車は現状表面的に環境問題を解決しているように見えるだけで実際は解決しておらず、エコじゃないと言えるでしょう。

電気自動車がエコであるというプロパガンダ

正直なところ現状電気自動車がエコやクリーンだといっているのはプロパガンダにすぎません。

所謂、本当にエコかどうかは置いておいてとにかく電気自動車にすることが正しいことだと民衆に思わせるのです。

理由としては各国が環境配慮という名で規制や制限をしやすくなり、自国優位の政策にしやすくなるからです。

例えば、民衆は騙されやすいものですから本当かどうかは置いておいてこれはエコでこれはエコでないという固定観念を植え付ければ都合の良い時に自国の製品はエコだが、他国の製品はエコでないと主張して民衆にも受け入れられやすく規制をかけれます。

これはある種中世や近世において西洋では今よりもキリスト教が民衆の考えの軸になっていたため、キリスト教を軸に文明化という名のもと西洋の侵略行為を民衆にも納得のいくものとさせつつ、正当化していたのと同じ現象です。

よって現状電気自動車がエコやクリーンだといっているのはプロパガンダにすぎないと言えるでしょう。

電気自動車はエコであるという建前で本当は日本の自動車産業を潰すのが狙い

また、実際に電気自動車はエコであるというのは建前であり、本当の狙いは日本の自動車産業を潰すことが狙いだと言えるでしょう。

実際に現状のガソリンやハイブリッドは日本勢が優勢であり、米国やヨーロッパ、中国などは手をこまねいている状況でこのままでは勝ち目がありません。

そのため、あえてエコであろうがなかろうが一見電気自動車の方がエコであるということを自国などの民衆に固定観念として植え付けて電気自動車は良い、ガソリン車やハイブリッド車は悪だと思わせることで自国の規制が容易になります。

そうすると日本のハイブリッドやガソリン自動車を規制で締め出しつつ、代わりに自国優位の電気自動車に取り替えやすくできます。

事実、日本が半導体で優位に立っていた1980年頃から自国が負けていたために難癖をつけて規制をかけた米国の半導体規制と同じような構造なのです。

よって現状電気自動車の促進はエコという程の良い建前を使った日本の自動車産業潰しだと言えるでしょう。

電気自動車はエコでない理由

ではより具体的に電気自動車はエコでない理由はなんなのか。

以下では電気自動車はエコでない理由について解説していきます。

製造時の二酸化炭素の排出量が多い

まず、1つ目の電気自動車はエコでない理由としては製造時の二酸化炭素の排出量が多い点が挙げられます。

理由としては電気自動車に使われるリチウムイオン電池の製造の際に大量の二酸化炭素の排出があるからです。

例えば、リチウムイオンバッテリーの製造には高度な化学処理や精密な製造技術が必要なために大量のエネルギーを消費します。

これにより一般的なガソリン車やハイブリッド車よりも電気自動車では製造時の二酸化炭素の排出が2倍から2.5倍ほどになる傾向があります。

よって製造時の二酸化炭素の排出量が多い点が電気自動車はエコじゃない理由の1つだと言えるでしょう。

電力を作る時は依然として化石燃料を使う

次に2つ目の電気自動車はエコでない理由としては電力を作る時は依然として化石燃料を使うという点が挙げられます。

理由としては未だに多くの電力は火力発電によって供給されているものが多いからです。

例えば、原子力や水力、風力、太陽光発電などの再生可能エネルギーの電力でなければ電気自動車にしたとしても二酸化炭素の排出削減という意味ではあまり意味がありません。

しかし、依然として新興国や先進国などでも石炭や石油、天然ガスによる火力発電が多いのが現状で電気自動車の電力はこれらに頼っています。

よって電力を作る時は依然として化石燃料を使うという点が電気自動車はエコでない理由の1つだと言えるでしょう。

資源採掘でも問題がある

3つ目の電気自動車はエコでない理由としては資源採掘でも問題がある点が挙げられます。

理由としては資源採掘では人権侵害や環境破壊が横行している背景があるからです。

例えば、電気自動車ではコバルトなどが必要になりますが、そのサプライチェーンにコンゴでの人権侵害が関与しているなどの報告が上がっています。

また、リチウム採掘には大量の水が必要ですが、地下水の大量組み上げなどで水源が干上がったりと環境問題も引き起こしています。

よって資源採掘でも問題がある点が電気自動車はエコでない理由の1つとして挙げられます。

バッテリーの破棄処分が難しい

4つ目の電気自動車はエコでない理由としてはバッテリーの破棄処分が難しい点が挙げられます。

理由としてはリチウムバッテリーは発火や有害物質が含まれる可能性が高いからです。

例えば、リチウムバッテリーは水などに触れると発火したり、破損し液漏れによっての発火の可能性も高いです。

また、ニッケルやコバルト、マンガンなどの有害物質がリチウムバッテリーには含まれており、破棄処分がうまくされずに放置されたりすると環境汚染にも繋がります。

よってバッテリーの破棄処分が難しい点が電気自動車はエコでない理由の1つとして挙げられるでしょう。

電気自動車への推進は事実とプロパガンダが混在していることに注意

結論としては電気自動車への推進は事実とプロパガンダが混在していることに注意が必要だと言えるでしょう。

確かに電気自動車は排気ガスを出さないため、街中で人に排ガスがかかり、肺がんやその他の病気になるリスクを減らしたり、完全に電力も再生可能エネルギーになれば二酸化炭素の排出も削減できます。

しかし、今の現状では電気自動車は一見良いように見えるだけで製造工程や処理、電力供給に問題があり、推進されているほどエコなのかには疑問が残ります。

加えて、電気自動車のエコさを全面に出すことで日本の自動車産業を縮小させようとしている思惑も同時に存在していることは事実です。

よって電気自動車への盲目的なエコであるという信頼は危うい考え方だと言えるでしょう。

日常生活ではエコじゃないかどうかよりも利便性

とはいえ、日常生活ではエコかエコじゃないかということよりかは車においては利便性が高いか、自身の利用用途に合うかの方が重要です。

実際に好きな車種があるといった方や長距離の運転を頻繁に行うといったような方であればハイブリッドやガソリン車の方を選ぶでしょう。

一方で近場でしか使わず、充電スタンドも自宅や近くにあるといった方や補助金や減税を使いたい方などは電気自動車を選択するかもしれません。

よって基本的には日常生活で車を選択する場合はエコかエコじゃないかよりは利便性の方が大事になってくると言えるでしょう。

利便性が高く自動車を持つならカーリースがおすすめ

では利便性が高く車を持つならどういった方法で車を持つのが良いのか。

結論から言うと利便性高く自動車を持つならカーリースがおすすめです。

理由としてはカーリースなら月々コミコミの定額で好きな車に乗ることができ、数年ごとに車を変えると言うことも可能だからです。

そのため、電気自動車に興味がある方は本当に自分の生活範囲で会うのかなどを確かめて乗ることができますし、合わなければ違うハイブリッドやガソリン車に変えることも簡単になります。

気軽にテスラなどといった人気の電気自動車も試すことができ、高級外車なども低額で楽しむことができます。

よって利便性を高く車を持つならカーリースがおすすめだと言えるでしょう。

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EV Engineer

電気自動車解説者

テスラなどの電気自動車について詳しく調べている者になります。この知識を活かして電気自動車に関する疑問や情報について詳しく発信していきます。